夜光の独り言
トップへ
戻る
前へ
次へ

2003/11/25
2.新宿梁山泊の「楽屋」
 昨日、新宿梁山泊のアトリエ公演「楽屋」見てきました。若手の女優さんたちの公演で、丁寧に作られており、とても楽しい公演でした。 
 まず踊り。暗い照明、女優たちの持つ百円ライターの火花がチカチカと光る幻想的雰囲気。 岩村和子と池田実香の掛け合いは、軽妙で、切れも良く、笑いがあちこちから。 沖中咲子は、ベテラン女優役で、女の執念や嫌みを言うのに、結構かわいらしく、それが何ともいえない魅力に。 草野小夜架のとぼけながらも女性の念を感じる演技がまた素敵でありました。 書き足されたプロンプターの役は、地で素人臭さを出す演出があまりに見事。
 夜の追加公演には、唐組のメンバーや唐ゼミのメンバーもきており、打ち上げでは、梁山泊、金守珍座長の誕生日祝いもあったのでありました。
 しかし、金さんのパワーはすごいものがあります。梁山泊のアトリエ満天星は芝居小屋と喫茶店が一緒になっており、何とも懐かしい気持ちになるような素敵なアトリエです。行ってない方は、次回の公演の時、公演だけではなく、アトリエを見に行く楽しみもいっぱい抱えて行って下さい。そして、毎回の公演の魅力とパワーはもちろん、映画、等々、すばらしい作品を出し続ける金さん。その金さんが、唐さんに魅せられて、走っているのだといってましたから、やっぱり唐さんはますますもってすごいのであります。


トップへ
戻る
前へ
次へ