夜光の独り言
トップへ
戻る
前へ
次へ


2004/07/04
16.「津波」千秋楽

 夜光の独り言、久々の更新であります。
 
 千秋楽、仙台公演行ってきました。 熟成され、ノリにのった「津波」でした。 
 私にとっては、6回目の「津波」であります。いろんな意味で、感無量でありました。 
 打ち上げに向かうワゴンの中、唐さんの 
「芝居やるのに、苦しむためにやってるんじゃない。楽しいからやっているんだ。」 
の一言に、無性に感動してしまったのであります。(この一言の前後の話は、書きませんので、唐さんの言葉の意味を正確に伝えているものではありません)  
 唐さんの意図を、私が理解したかどうかはともかく、とにかく、その言葉がとってもうれしかったのであります。 
 
 打ち上げは、仙台公演を取り仕切ってくださっている今野仁先生(社団法人パフォーマンス教育協会常務理事 常盤木学園高等学校講師)のお宅で、楽しく開かれました。 唐さんの関係でお知り合いになれる方は、皆さん、大変すてきな方が多く、私は大好きな人がたくさんなのでありますが、やはり今野先生もたいへん素敵な方とお見受けしました。 
 今野先生は、千秋楽公演には、な、な、なんとゲスト出演されたのです。 それが、なかなか、すてきな舞台でした。(写真) うちわを持って、保健所員として登場された先生、赤松さんに対峙して、ラブレター片手で、「あんたには負けたよ」の一言を残して 、舞台を去っていかれたのでありました。(・・・ちょっとせりふうる覚え、違っていたらごめんなさい。)
 
 6回もみた「津波」ですから、すさまじくいろいろな思いが巡りましたが、この千秋楽の私の中のヒットは、染屋(稲荷さん)が照屋(藤井さん)を止めるシーンのせりふ 
「ヒトの気持ちなんか分からない。果てしがないぞ照るちゃん、だから、ヒトの気持ちはこっちで決めよう、「はあい、あんたの気持ちはここで終点、さあチェンジ」って」  でした。 
 聞いていて、無性に切なく、心の内の思い出や、悩みが吹き出してしまったのであります。 唐さんの言葉の見事さとそれを伝える稲荷さんのものすごさが、たまりませんでした。
 
 今回の更新で稲荷さんの歌うシーンの動画を追加しました。もしうまく再生できなければご一報ください。 
 これから、稲荷さんの同じ曲の別シーンやら、真名子ちゃんの 「奥さん銭を出せ、」 、唐さんの歌シーン(花道なのでうまくとれてませんが) など動画を追加していく予定です。写真も、全日程が終わりましたので、名シーンをどんどん追加していく予定です。
 夜光の独り言も何回か「津波」ネタで書くつもりです。・・・・続かなかったらごめんなさい。 
 
 「津波」おもしろかったです。あー、まだ見たいなあ。 すごく内容が充実して、いろいろのいろいろが織り込まれた舞台でありますので、見れば見るほど、ビンビン挑発されて、私の中で次々いろんなイメージが爆発していくのであります。 人の脳を千に散らすノーチラス号であります。
 
 やっぱり、唐さんは、すごい。 とっても大好き。 唐組は、最高です。 唐組公演を通じて出会った方々も、すばらしい人ばかりで、私にとっては最高の財産であります。  
 
 とにかく、何しろ、唐十郎と唐十郎の作品は特別すごい!!!!。
 
 唐組秋公演が待ち遠しいのでありまーーーーす!!!。




千秋楽開始前と公演終えた紅テント




トップへ
戻る
前へ
次へ