夜光の独り言
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2004/03/26
11.リヴァィアサン見てきました

 3月13日の夕方、サーカス劇場の「リヴァイアサン」を見てきました。  唐ファンには直接関係ないですが、そのとき唐さんも見にいらしていましたし、何よりサーカス劇場の座長の清末さんは唐さんの大ファンなのであります。  台本は、都庁が炎上する話や東京が水の底に沈む話、予言者、過去の幻影、謎のサーカス団、死者との恋、などなどのたくさんのモチーフが交錯する。なかなかスケールの大きな作品でした。これだけの台本を書ける清末さんはなかなかであります。  役者陣は、唐ゼミからの客演が多く、さすがの演技を見せてくれたのであります。渡辺君は相変わらずの存在感で楽しませてくれましたし、安達君はダイナミックなそして時にコミカルな舞台でイキオイばっちり、古川さんが人や物語をつないでいく役回りをかわいく元気に演じ、田中さんは静かな存在感と素敵な声で台本を客に見事に物語ってくれ、杉山君のいっちゃっている演技には大々爆笑小爆笑の渦でありました。  一方、主役・千春役の女優さんは、表現の幅はまだといった感がありましたが、最初から最後まで、緊張感を持ち叫び通してくれて、学生さんの芝居という意味では、結構印象に残ったのであります。実は、今でもなんかイメージが残っていたりします。 学生芝居の域を抜けてしまっている唐ゼミは、ちょっと例外でありますが、学生さんが芝居やるのに、妙にプロちっくにもったいぶる演技をするより、ちから技(これはプロ演劇では逆になかなかみれません)で、きた方が、私は好きだったりします。若い内にちから技をやってくれなくてどうする!なんて思ったりします。この女優さんが回を重ねてより幅のある演技をしていくようになったときがまた楽しみであります。他の役者さんも熱意が客席にぐっときて、いいお芝居でありました。清末さんの次の作品が、又楽しみであります。・・・・私、夜光の勝手な感想でありました。まあ、夜光は実は文系でなく理系よりなので、あまり気にせんで下さい。
 公演の後は、焼鳥屋で唐さんや横浜国大の室井教授、唐ゼミの皆さんや清末君と同席させていただき、楽しい時間を過ごさせていただいたのであります。 この席でも、「津波」はそうとうな傑作になりそうという話が出てました。たいへんたいへん楽しみであります!!!




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