大好きな唐組の人々
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最高にかっこいいのに、情けなくユーモラスな男にもなっちゃう。だから、なおさらかっこいい。その口から唐十郎のせりふが流れ出ると、目の前に総天然色の情景がありありと浮かび、踊り出す。千変万化の表情もすごい。 再近作「鉛の兵隊」では、どこまでいっちゃうんだろうというものすごい緊張感の持続なのに、力づくとはとうてい違う舞台。 たった一人しか舞台にいないときでも、どうして空間があんなに埋まってしまうんだろう。 言葉を発すれば、舞台中の空間がその言葉にシンパして、声が、音が、波が、響き渡る。 早く、舞台が見たい。 「夜光の独り言ブログ」記事へのリンク |
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